真砂 佳史

Yoshifumi Masago

サブテーマリーダー

国立環境研究所/気候変動適応センター

科学的知見に基づく適応の推進を目標に、サブテーマ1(2)で気候変動影響の横断的分析などを進めている。また、気候変動適応情報プラットフォーム(A-PLAT)を通じ、政策決定者等による情報活用を促進するための情報デザインにも取り組む。専門は気候変動適応学(と言えるようになりたい)、衛生工学。

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概要

S-18の各(サブ)テーマが構築する影響予測・適応策評価モデルの入出力値をもとに,各モデルをエミュレートする簡易モデルを構築し,それらを統合することで任意の気候シナリオにおける影響予測を幅広い分野において実行可能な統合モデルを開発する。この統合モデルを活用し,「どの適応策をいつまでに始める必要があるか」という問いに答えうる適応経路解析手法を開発する。また,S-18の各(サブ)テーマが構築する気候変動影響や適応策の効果についての科学的知見を収集・整理・データベース化し,気候変動適応情報プラットフォーム(A-PLAT)などを通じて地方公共団体等適応実施主体に科学的知見を提供する方法について検討する。

サブテーマ1(2)の概要

目標

  • 幅広い分野の影響予測を横断的に実行可能な統合モデルの構築
  • 適応策が必要な分野やその実施時期を検討できる解析手法の開発

研究対象と計画

  • 影響予測・適応策評価データベースの構築
  • 機械学習による影響予測・適応策評価モデルのエミュレート手法開発
  • 多分野の影響を横断的に解析する技術開発
  • 適応実施主体(地方公共団体等)の科学的知見に関するニーズ調査
  • 科学的知見(影響予測・適応策評価)の提供方法の検討

想定している適応策

  • なし