【終了しました】第1回 S-18セミナー:豪雨・洪水への気候変動影響と治水を巡る社会情勢

 この度、S-18研究プロジェクトでは、一般の皆様も交えて広く気候変動問題を考えることを目的に、シリーズでS-18セミナーを開催することにしました。今回はその第1回目として標題のセミナーを開きます。どなたでもご参加頂けますので、是非ご参加くださいますようご案内いたします。セミナーはZoomミーティングで開催します。セミナーにご登録いただくとミーティング情報をお知らせします。

◆ 開催日時
2021年1月13日(水)  13:30 – 14:40 (オンライン開催、無料)

◆ タイトル
豪雨・洪水への気候変動影響と治水を巡る社会情勢

◆ 講  師
原田守啓氏(岐阜大学・准教授、地域環境変動適応研究センター長)

◆ 概  要
水防災分野の気候変動影響の議論、社会情勢の変化、岐阜における悪戦苦闘的な取り組みと国で進んだ議論によって変わった状況の紹介ならびに解説

※本セミナーは無事にいたしました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。下記は、簡単な報告です。

◆ 報  告
セミナーの前半では、岐阜県における水害リスクへの対処を軸とした気候変動適応に関する研究活動の経過を、後半では、近年の水害被害の頻発を受けての内閣府・環境省・国土交通省・農林水産省などの共通的な危機意識、これからの施策などの分析を紹介頂きました。
質疑応答では活発に意見交換が行われ、参加者の関心の高さがうかがわれました。 

岐阜県では市民・行政担当者などと共に気候変動適応を考えた経過が親しみやすいブックレットとしてまとめられています(セミナー中にご紹介いただきました)。
「安心な暮らしのヒントBOOK@ぎふ」
https://www1.gifu-u.ac.jp/~gu_rarc/document/anshinkurashi_hintbook.pdf